アジアその他(更新:2009/01/03)
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  • 現代中国
    • [2008/12/]余華(2005,2006)『兄弟』(<<文革編>><<開放経済編>>)(泉京鹿訳、文藝春秋);二人の兄弟が文革の時代の苦難と、その後の開放経済で大きく道が分かれていく様を、シリアスと喜劇的タッチで描いた大ベストセラー。作者の余華(Yu Hua)は1992年に発表した『活きる(活着)』が張芸謀により映画化され、1994年のカンヌ国際映画祭でグランプリを受け、一躍有名になった。劉鎮という上海に近い、架空の街を舞台にしているが、如何にも起きそうな事件を通し、激動の変化が起きた、中国の時代を描いている。
    • [2006/10/6]★★★『日中関係:戦後から新時代へ』毛里和子、 岩波新書1021、2006年6月、232頁: 現在の日中関係を理解するため、戦後から現在につながる両国の関係史を主に、政治的側面から解説。近年の靖国問題は、毛沢東にさかのぼる日本人民と軍部をA級戦犯に代表させることに区別し、戦後賠償も廃棄した中国の対日観の前提を揺さぶるものと結論する。そのポイントへの日本の政治家の理解不足を指摘する。さらに、現代中国が、インターネットの発達により、旧来のように政府による社会コントロールが難しくなっている。事実を元に説得のある展開である。
    • 『中国の黒社会』石田収、講談社現代文庫1604、2002年:公権力への対抗手段として長い歴史を持つ中国の結社。そこから派生した現代の中国マフィアの源流を探る。
    • 『チャイナ・インパクト』大前研一、講談社、2002年 :中国の更なる発展について疑問を抱く方は少ないが、得てして敗北主義的な絶望的な見方や、中国の成功に対して懐疑的な皮肉な見方に二極化し、バランスを欠いている。その中で筆者は中国が各地域が自立に近く自主的に発展して行くダイナミックな構造を実際の訪問体験を通じ提案している。
  • 文化史
    • [2005/11/27]★★★『京劇:「政事の国」の俳優群像』::加藤徹、中公 公論社、2001年、358頁: 自他共に認める京劇ファンである著者が、文献、個別の情報収集をふんだんに使い、京劇と社会の関係をリアルに描いた書。清代から、毛沢東にいたるまで、京劇が如何に政事とかかわってきたかに驚かされる。現代中国を理解するひとつの切り口といえる。サントリー学芸賞受賞 。
    • [2005/11/30]★★『漢字と中国人:文化史を読み解く』大島正三、岩波新書822、2003年、243頁: 日本もその一員である漢字文化圏。その源となっている漢字とは何か?どのように作られ、どのように変遷してきたのか?これは中国、中国人を知るとともに、われわれを知るひとつのヒントともなりうる。著者は中国原典に関する豊富な学術的知識を展開し、漢字の歴史を軽妙に展開して行く。)。
    • [2006/10/4]★『貝と羊の中国人』加藤徹、 新潮新書169、2006年6月、255頁: 中国文化を海に向かい、交易の道具として貝を使い、売買など、その功績を貝がつく漢字に残す殷の文化と、遊牧の流れを踏み、その功績を美など、羊がつく漢字に残し、より観念的な発想をする周の文化の交合によって基礎が作られたととく書。納得できる点が多い。本書はただし、欲張りすぎ、人物論など大きく広く展開しているため、やや散漫になった感は否めない。
      • [2006/10/7]★★『中国人から見た不思議な日本語』莫邦富、 日経ビジネス人文庫600、2002年9月(原書は河出書房新社より1998年3月)、215頁:日中問題に関し活躍している在日中国人ジャーナリスト・莫邦富(Mo Bang fu)氏が、氏の長い日本語学習を通じて暖めてきた、似ているが異なる日本における漢字の利用から、両国文化の違いを源を探ろうとする書。流れは加藤徹氏の理屈にているが、海の文化の日本と、放牧の大陸文化がその漢字・語句に現れているとのこと。特に魚に関する語彙が豊富な日本に対し、肉に対する語彙が法愚な中国語が例を持って対比されている。(アマゾンリンク⇒
    • [2005/11/9]★★『中国「新語」最前線:インターネットから性風俗まで』:莫邦富、新潮選書、2002年、269頁:新しい概念を表現するために、新しい言葉を作る必要がある。カタカナで安易に音のみを取り入れ、新語を作ることが出来ない中国語では、その概念の意味を巧みに表現し、新語が作られる。例えば「一線通」はISDNなど。著者はこの新語を研究することにより、中国社会の変化を読み取ろうとしてきた。NHK中国語講座のカラムとして97年4月から連載されたものをまとめたもの 。
  • 歴史
    • [2006/10/4]★★『溥儀:清朝最後の皇帝』入江曜子、岩波新書1027、2006年7月、251頁: 清朝最後の皇帝とし、後の日本の傀儡とし、満州皇帝となる溥儀の一生を各種研究を大成し、赤裸々に描く。特に、溥儀の人間としての二面性がはっきりと描かれ興味深い。溥儀の一生の背景を走馬灯のように、激動の歴史が巡っていく感じだ。
      • [2005/11/9]★★★『西大后:大清帝国の最後の光芒』::加藤徹、中公新書、2005年、284頁:遣唐使、その後の数々の文化的関係から日本人のイメージは得てして唐、宋、明時代の影響が多い。それと現代中国の例えばマス・ヒステリア、日本に対する過剰な政治的対応など、ギャップを感じる人は多いだろう。著者は実は現代中国の枠組みは基本的に清時代に形作られていることを解き明かす。なおかつ、その末期に長期的に権力を掌中に収めた西大后の時代に淵源を求める。清代末期から中華民国を理解することが中国理解の鍵となろう 。
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